【待ち時間を入れたい】


【目標】
 ウェイト処理を使って待ち時間を作ります。

 サンプルゲーム内の「サンプルマップA」内に、
 話しかける「コケリア〜ンヌ」としゃべり、
 2秒程度の間をおいて「リアンヌ!」と
 しゃべるニワトリのイベント
を作ります。


【1】 
 ・まずマップ選択で「サンプルマップA」に
  切り替えて下さい。

 ・適当な場所にイベントを作成して
  ニワトリの画像を設定
しておきます。
  (ここでは右の画像の位置に設置)


 → 分からないときは、
   ◆新しいイベントを作ってみたい
  【1】〜【5】までの手順をまねてください。


【2】 
 ・ニワトリが「コケリア〜ンヌ♪」としゃべるように
  文章の表示処理を追加します。


 → 分からないときは、
   ◆新しいイベントを作ってみたい
  【7】〜【10】の手順をまねてください。

【3】 
 ・イベントコマンドの挿入ウインドウを開き、
  「その他1」のタブをクリックします。

【4】
 ・左下にあるウェイトを選択し、
  隣の「フレーム」と書かれたテキストボックスに
  120と入力します。

 ・右下の入力ボタンをクリックしたあと
  文章:「コケリア〜ンヌ♪」の
  「■ウェイト:120フレーム」と追加されているか
  確認してください。

   


【5】
 ・「リアンヌ!」としゃべるように
  文章の表示処理を追加します。

【6】 
 処理が完成しました。
 
  1:左下、起動条件が「決定キーで実行
  2:右側、イベントコマンド表示欄に
   ■文章:コケリア〜ンヌ♪
   ■ウェイト:120フレーム
   ■文章:リアンヌ!

 と表示されているか確認してください。

【7】 
 「セーブ(マップ全体)」をクリックした後、
 「テストプレイ」をクリックしてください。

【8】 
 ニワトリに話しかけて
 「コケリア〜ンヌ♪」と表示されてから
 「リアンヌ!」と表示されるまでに
 待ち時間があれば成功です。
 お疲れ様でした。



 【余談】
 ・ウェイトの単位は時間ではなく「フレーム」です。
  1フレームに要する時間は設定やプレイ環境によって変わります。
  時間単位で待ち時間を作る際には
  システム変数から時間を取得する方がいいかもしれません。
  →【WOLF RPGエディター 説明書】:[システム変数一覧]

  「ゲーム基本設定」の「ゲームの処理FPS」
  基本のFPS(Frame Per Second = 1秒間に何フレーム処理しているか)を選択できます。
  デフォルトでは60FPSです。
  
今回は120フレームのウェイトをかけましたが、
  大体2秒くらいの待ち時間になるはずです。
  テストプレイ中のタイトルバーでプレイ中のFPSを確認することができます。
  

 ・操作されるまで待つときには
  「キー入力受け付け」「キーが押されるのを待つ」を、
  

  イベントの動作が終わるまで待つときには
  「完了までウェイト」を利用すると便利です。
  

<執筆者:PerryKarn> 


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