【[P]プロ版のゲーム設定】

 プロ版専用の設定として、「ゲーム基本設定」の画面サイズ設定の拡張と、プロ版専用の2つの設定画面が追加されます。

 ・「ゲームの基本設定」 のプロ版専用機能

 ・「ゲームの基本設定 Pro」

 ・「プロテクト用キーを設定」



[ 「ゲームの基本設定」 のプロ版専用機能 ]

 プロ版では「ゲームの基本設定」の「ゲーム画面サイズ」の機能が拡張されます。



ゲーム画面サイズ に追加されるプロ版専用項目:

 ・[Pro] 自由サイズ[通常]
 ・[Pro] 自由サイズ[2倍]
 ・[Pro] 自由サイズ[3倍]

 これらを選択すると、画面サイズを100×100〜1920×1440までピクセル単位で自由に設定できます。
 縦に長い画面や、正方形の画面も作成可能です。

 また、「2倍」・「3倍」を選ぶと、画面基本倍率が変化します。
 (たとえば通常版の「320×240」ゲームサイズは、画面基本倍率「2倍」となっています

※極端に横幅が小さい画面サイズにした場合、F7やF8のデバッグ情報や緑帯エラーメッセージなども読めなくなってしまいます!
 緑帯エラーに関しては、デバッグウィンドウやGame_ErrorLog.txtなどからエラー文を見ることが可能です。



[ ゲームの基本設定 Pro ]

 「ゲームの基本設定 Pro」画面は、上部メニューの「ゲーム設定」→「ゲームの基本設定 Pro を開く [Pro版]」から開くことができます。実行時には以下のウィンドウが表示されます。

 プロ版特有の、追加のゲーム設定を行うことができます。


[Pro] タイトルバー表示設定
 ゲームプレイ時、ウィンドウのタイトルバーに出てくる文章をカスタマイズできます。

 ・起動時メッセージ
  初期ロード中のタイトルバー内容を設定できます。
  <GUAGE>と入れると、「■□□□」と出るゲージ部分に変換されます。
  <TITLE>と入れた部分は「ゲーム名 - メイン」に、<TITLE_PLUS>と入れた部分は「ゲーム名 - 追記」に変換されて表示されます。
  <SOFT>と入れると、ソフトウェアモード時で起動した場合だけ【ソフトウェアモード】という文字列に置き換わります、それ以外なら無になります
(Ver3.122より)。

 ・プレイ中メッセージ
  ロード時以外の、通常プレイ時のタイトルバー表記です。
  <TITLE>と入れた部分は「ゲーム名 - メイン」に、<TITLE_PLUS>と入れた部分は「ゲーム名 - 追記」に変換されて表示されます。
  <SOFT>と入れると、ソフトウェアモード時で起動した場合だけ【ソフトウェアモード】という文字列に置き換わります、それ以外なら無になります
(Ver3.122より)。



[Pro] 初期ロード画像の設定
 起動時の真っ暗な画面の代わりに、画像やゲージなどを表示することができます。

 ・フェードイン・フェードアウト
  ロード画像表示時のエフェクトを設定します。
   - フェードイン: オンにすると、「ロード画像」が表示される際に暗い状態から徐々に表示されるようになります。
   - フェードアウト: オンにすると、ロード終了時に徐々に暗くなっていきます。

 ・ロード画像
  ロード中に表示したい画像です。左上の0,0座標を基準に表示されます。


 ・ゲージ画像 (左上X・左上Y)
  ゲージ画像は左上のX・Y座標を指定して表示します。
  ロード進行状況に応じて、画像の左側から徐々に表示されていきます。



[Pro] ファンクションキー設定
 通常はデフォルトで全てONになっているファンクションキーの機能を部分的にOFFにすることができます。
 OFFにすると、ゲーム中に押してもデフォルトの機能は実行されません。

 WOLF RPGエディター標準のスクリーンショット機能をOFFにして代わりに自作のスクリーンショット機能を搭載したり、あるいはそのファンクションキーに別の機能を割り当てたりできます。
 



[ プロテクト用キーを設定 ]

 「ゲーム設定」→「プロテクト用キーを設定[Pro版]」を選択すると、次のようなウィンドウが表示されます。


 ゲームデータにプロテクトを設定できます。
 プロテクトを設定すると以下のファイルが暗号化され、同プロテクトキーが設定されない限り読み込めなくなるため、他者にデータを読まれにくくなります。

  + プロテクト対象は Game.dat、CommonEvent.dat、TileSetData、〜Database.dat系、
   MapTree〜.dat系のファイルとなります。
  (ゲーム基本設定、コモンイベント、タイル設定、データベース系、マップツリーデータ)

  + マップファイル(.mpsファイル)はプロテクトされません。

  + プロテクトキーは暗号化にも影響を与えます。



プロテクトキー
 半角英数字のみでプロテクトキーを入力します。入力可能な長さには限界があります。