【目標】
基本システムは公式サイトの「バグ報告スレッド」などで報告を受けた情報を元に
WOLF RPGエディター作者の SmokingWOLF さんが修正しています。
大きなバージョンアップなどがあった時などは、
今自分で使っている基本システムにあった不具合が修正されていることがあります。
このトピックでは、古い基本システムを読み直して、
最新版の基本システムを導入する方法を解説します。
【1】導入前の準備 公式サイトの「WOLF RPGエディターのダウンロード」 ページより、『基本システム バグ修正版』 をダウンロードします。 (必要があれば『データベース更新分』 もダウンロードしてください) また、今回は大幅にシステムを 変更することになります。 こういう大きな変更をするときは、 バックアップを取ることが大事です。 |
|
@ゲームデータ全体のバックアップ 製作中のゲームをフォルダごとコピーするなどして、 バックアップを作成します。 |
|
Aコモンイベントのバックアップ これから修正版の基本システムを読みこむことになりますが、 コモンイベントの0-80番は全て上書きされてしまいます。 自分で改造した所があればその部分の保存をします。 例としてコモンイベント036番の ○[変更可] 戦闘開始時処理を保存します。 コモンイベントエディタより、 036番の○[変更可] 戦闘開始時処理を選択します。 |
|
左下の「単体保存」をクリックします。 バックアップ場所(自分でわかりやすいところ)に .commonファイルとして保存します。 |
|
※改造したコモンイベントが連続している場合は 「複数保存」を使うとよいでしょう。 |
|
【2】ファイルの中身について ダウンロードしてきたファイルの中身を確認します。 ※2011年2月13日現在の「WOLF RPGエディターのダウンロード」ページにある データで説明いたします。 『基本システム バグ修正版』 ・コモン000で呼出_基本システムVer144.common 『データベース更新分』 ・システムDB23_予備変数9_データ0番で呼出[Ver1.41で更新].dbtype ・ユーザDB015_ベースシステム設定[Ver1.40で更新].dbtypeset |
【3】「基本システム バグ修正版」の更新 通常の更新ではこちらのみで大丈夫です。 @コモンイベントエディタより、 コモンイベント000番(○アイテム増減)を選択します。 |
|
A左下にある「読込」をクリックします。 |
|
B「コモン000で呼出_基本システムVer144.common」を開きます。 |
|
C「複数コモンイベントデータです。コモンイベント0〜80を 上書きしてよろしいですか?」と表示されるので「OK」を選択します。 |
|
正しく更新されたかどうかを確認は、 コモンイベント080番の【基本システムVerx.xx説明書】のバージョンや、 内容を確認するとよいでしょう。 |
|
D基本システムが正しく更新されたのを確認して、 右下の「更新」をクリックします。 ※この操作を行わないと更新が反映されないので気をつけてください。 以上で更新はおしまいです。 |
|
【4】『データベース更新分』の更新 WOLF RPGエディターに大きな更新があったときなどには、 こちらも更新する必要があります。 今回更新するのは「システムデータベース」と 「ユーザデータベース」になります。 |
|
【システムデータベースの更新】 @システムデータベースエディタより、 システムDBタイプ23番(予備変数9)、 データ0番(◆◆[判定結果]◆◆)を選択します。 |
|
A左下にある「読み込み」をクリックします。 |
|
B「システムDB23_予備変数9_データ0番で呼出[Ver1.41で更新].dbtype」 を開きます。 |
|
C「dbtypeはタイプ設定&フルデータのファイルです。 タイプをデータごと全て置き換えてよろしいですか?」と 表示されるので「OK」を選択します。 |
|
DシステムDBタイプ23番が正しく更新されたのを確認して 右下の「更新」をクリックします。 ※この操作を行わないと更新が反映されないので気をつけてください。 |
|
【ユーザデータベースの更新】 @ユーザーデータベースエディタより、 ユーザDBタイプ15番(ベースシステム設定)、 データ0番(システム)を選択します。 |
|
A左下にある「読み込み」をクリックします。 |
|
B「ユーザDB015_ベースシステム設定[Ver1.40で更新].dbtypeset」 を開きます。 |
|
C「dbtypesetはタイプ設定ファイルです。 タイプ設定を置き換えてよろしいですか?」と 表示されるので「OK」を選択します。 |
|
DユーザDBタイプ15番が正しく更新されたのを 確認して右下の「更新」をクリックします。 ※この操作を行わないと更新が反映されないので気をつけてください。 以上になります、お疲れ様でした。 |
|
<執筆者:ウディタ公式ガイド執筆コミュ。>