【目標】
マップチップの通行設定を変更します。
ここでは試しに「サンプルマップA」にある「水場(海だか湖だか川だか)」を通れるようにしたいと思います。
【1】 タイルセット設定のアイコンをクリックします。 |
【2】 表示されたウィンドウが「タイルセット」ウィンドウです。 このウィンドウで、マップチップの設定をします。 1.「サンプルマップA」で使われているタイルセットを選択します。 「街・ダンジョン」が選択されていることを確認して下さい。 2.続いて「通行許可設定」をするための画面かどうかを確認します。 「通行許可設定」ボタンが押されていることを確認して下さい。 3.図の○3で囲ったものが「サンプルマップA」の水場です。 現在は[×]になっているはずです。 水場のマップチップを何度かクリックして[○]にして下さい。 ○→×→▲→★→□→○…の順で切り替わります。 なお、右クリックならば逆順で切り替わります。 4.できたら、OKボタンをクリックして下さい。 |
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※補足 Ver2.00の更新に伴い通行許可設定に変更がありました。 上記3において ver2.00以降のバージョンでは、先に[○・×][★・▲][↓・□]から 変更方法を選択する方式になっています。 下図の★丸で囲ったボタンから変更したい項目をクリックし、 その後に目的のマップチップをクリックしてください。 <加筆:七海(補足、下図を追加)> |
【3】 以上で設定はおしまいです。 テストプレイをして確認してみます。 図のように水場も通行できるようになりましたか? タイルセット設定で、 [○]にすれば通行できる [×]にすれば通行できない ということ押さえておけば大丈夫です。 お疲れ様でした。 細かいところを補足として載せておきますので 気になる方は目を通していただければ幸いです。 |
【補足1:○×以外の通行設定】 通行設定には「通行できる[○]」と「通行できない[×]」の他に [▲][★][□(下半分塗りつぶし)]の3つがあります。 [▲]:通行可能、かつ、後ろにいくとキャラクターより上に描写されるチップ この設定がついているマップチップは、「後ろに行くと」キャラの上に描写されます。 (上に表示、というのは、「キャラクターに被せて表示する」ということです) 「下り階段の手すり」や「壁の上部」にこの設定がされています。 [★]:通行可能、かつ、常にキャラクターの上に描画されるチップ この設定がついているマップチップは、「常に」キャラの上に描写されます。 「看板」や「木の上部」にこの設定がされています。 [□]:そのチップの上に乗ると、キャラの足元16pxが半透明になる この設定がされたチップの上では、キャラの足元が半透明になります。 「草原の草」や「フィールドマップでの森」の演出に使うのが一般的なようです。 「通行できる水場」に使うのもいいかもしれません。 |
【補足2:[▲]と[★]の使い分け】 どちらもキャラクターより上に描写したいときに設定しますが、 「後ろに行くと」なのか、「常に」なのかで違いがあります。 言葉では説明しづらいので、下の図をご覧下さい。 左(石のタイル)は[▲]、右(木の床)は[★]に設定しました。 どちらもレイヤー2に描いています。 前方の2人の女性キャラに注目してください。 右[★]では、キャラの上部が少し隠れてしまっているのがわかると思います。 一方、左[▲]では、マップチップの前にいる女性のキャラは完全に表示され、 マップチップの後ろにいるウルファールさんは、マップチップに隠れて表示されています。 これが[▲]と[★]の違いです。 使い分けの基準ですが、とりあえず [▲]は、手すりなど、下に置いてあるもの [★]は、看板など、高いところにあるもの という感じでいいかな、と思います。 細かいところは、テストプレイ時におかしいなと気づいたら変更すればいいでしょう。 |
【補足3:4分の1の通行設定】 通行設定をするには、設定したいマップチップを左クリックor右クリックして設定しますが、 このときに[Shift]キーを押しながらクリックをすると、 4分の1マス単位での通行設定ができます。 1マスをちょうど田の字のように区切って、それぞれのマスが通行できるか否かを設定します。 さらに、[Ctrl]+[Shift]キーを押しながら[左クリック]で[▲]の通行設定を持った1/4マスを、 [Ctrl]+[Shift]キーを押しながら[右クリック]で[★]の通行設定を持った1/4マスを設定できます。 ※移動が0.5マスの設定でないと、効果はありませんので、注意してください。 |