【メッセージ内の文字の色を変えたい】



ウディタには特殊文字という機能があります。
そのうちの一つを使って、文字の色を変えてみましょう。

【目標】

 1.システムデータベースで文字色を設定する。
 
 2.特殊文字を使って、設定した文字色の文章を表示してみる。



【手順】

―― 【1】文字色の設定 ――

 まずを押してシステムデータベースを開きます。
 
 左上リストから、「タイプ12:文字色」をえらんでください。
 既に何か入力されている所は避けて、空いているデータを選びます。
 今回は例として、4番に入力しようと思います。
 
 分かりやすい名前を付けて、数値を入力しましょう。
 数値が大きくなる程、その色がより濃く出てきます。
 入力できたらOKをクリックしてください。
 
 ※光と同じで赤・緑・青の三色が全て混ざると白に、
   逆に0に近づく程黒くなります。
   灰色は三色の値を同じぐらいに設定する事で再現できます。
   逆に鮮やかにしたい場合は、その色の数値を大きく、
   そして他の色との差も大きくしましょう。

 


―― 【2】イベント作成 ―― 

 次にマップ選択で「サンプルマップA」に切り替えてください。
 分かりやすいところにイベントを作成します。
 グラフィックはニワトリです。
 (参考:【決定キーで起動するイベント】
 


―― 【3】文章の作成 ―― 

 文章の入力をしていきます。
 
 イベントウィンドウの右下にある
 「■ コマンド入力ウィンドウ表示 ■」をクリックして
 イベントコマンド入力ウィンドウを開いてください。
 
 左側一覧から「1 文章の表示」を選択しましょう。
 入力ボックス内に、次の文章を入力してください。
 
 「\c[4]WOLF RPG エディター」
 
 \c[(数字)]という文字列が文字色を変えてくれる特殊文字です。
 今回設定したのは4番の文字色なので、[]内には4が入ります。
 


 イベントが完成しました。
 マップをセーブしてテストプレイをしてみましょう。
 
 イベントに話しかけてみてください。
 文字の色が変わっていれば成功です。
 お疲れ様でした。
 


【余談】

 特殊文字を使った文字色の変更は、その文章内でだけ有効です。
 
 デフォルトの文字色を変更する場合は、
 システムデータベース[12:文字色]の一番上、
 [0:デフォルト色]の設定を変更しましょう。
 
 また、一つの文章内で複数回、文字の色を変える事も出来ます。
 途中でデフォルト色に戻したい時は、\c[0]を入力してください。
 



<執筆者:七海> 


【←にフレームが表示されていない方はここをクリック】