【ゲームシステムの詳細設定をしたい】


 【目標】

 基本システムのユーザーデータベースでは、ゲームの中で色々な
 ところに使われている用語や画像を変更することができます。
 今回は、メニューの「アイテム」を「道具」に変える設定、
 ウィンドウ画像を変える設定、敵のHPゲージを消す設定を
 それぞれ行い、どうすればどんなことが設定できるのかを理解します。


 【手順】

 ■メニューの「アイテム」を「道具」に変える

【1】 ユーザDBを開く

 ユーザーデータベースをクリックすると、
 右のようなウィンドウが表示されます。

【2】 編集するタイプの選択

 ウィンドウが開いた直後は「タイプ」が「技能」になっています。
 「15:用語設定」をクリックして下さい。

【3】 項目の編集

 「ページ1」の項目0「[メニュー]アイテム」の入力欄に、
 「道具」と入力してください。
 入力出来たら、更新ボタンかOKボタンを押して下さい。

【4】 テストプレイ

 テストプレイをしてみましょう。
 メニューの「アイテム」という項目の名前が
 「道具」に変わりました。変わったのは名前だけで、
 機能には一切違いはありません。

 ■ウィンドウ画像を変える

【1】 ユーザDBを開く

 ユーザーデータベースをクリックすると、
 右のようなウィンドウが表示されます。

【2】 編集するタイプの選択

 ウィンドウが開いた直後は「タイプ」が「技能」になっています。
 「16:画像/音声設定」をクリックして下さい。

【3】 項目の編集

 「ページ1」の項目0「ウィンドウ画像ファイル」の右にある
 「File」ボタンを押すと、画像が入っているフォルダを参照できます。
 この中から「WindowBase.png」を選択して、OKボタンを押しましょう。
 入力欄に「SystemFile/WindowBase.png」が入力されました。
 更新ボタンかOKボタンを押して保存してください。

【4】 テストプレイ

 テストプレイをしてみましょう。
 メニューを開くと、文字の背景にあるウィンドウ画像が
 変わっているはずです。

 ■敵のHPゲージを消す

【1】 ユーザDBを開く

 ユーザーデータベースをクリックすると、
 右のようなウィンドウが表示されます。

【2】 編集するタイプの選択

 ウィンドウが開いた直後は「タイプ」が「技能」になっています。
 「17:システム設定」をクリックして下さい。

【3】 項目の編集

 「ページ2」の項目27「[戦闘]敵ゲージの表示」を変更します。
 プルダウンリストから「[0]表示しない」を選択します。
 更新ボタンかOKボタンを押して保存してください。

【4】 テストプレイ

 テストプレイをしてみましょう。
 戦闘時の相手のHPゲージが見えなくなりました。

 【余談】

■UDB15:用語設定 について

 今回はメニューの項目「アイテム」の名前を変更しましたが、
 その他にもHPやレベル、特殊技能、お金の単位など
 ゲームで使用する用語の変更ができます。
 「SP」を「MP」に変えたり「セーブ」を「日記」に変えたりと
 色々な変更ができますが、分からなくならない程度に…。

■UDB16:画像/音声設定 について

 今回はここのウィンドウ画像ファイルを変更しました。
 ここではキャンセル時やセーブ時に鳴る効果音など、
 呼び出される頻度の高い効果音と画像ファイルを変更できます。
 効果音は、Fileボタンを押して開くウィンドウに表示されている
 SystemFileフォルダのほか、SEフォルダの方にもあります。
 このウィンドウの左上にあるプルダウンリストで
 「SE」フォルダを選択すると開くことができます。

■UDB17:システム設定 について

 このデータベースで出来ることは、大まかに
 「メニューのこと」と「戦闘の設定」に分けられます。

・[0]〜[18]のメニュー欄コマンドと特殊メニューでは、
 メニューの内容、並び順などを変えられたり、
 好きなコモンイベントをメニューに追加したり
できます。
 コモンイベントをメニューに追加する場合は、
 「特殊メニュー(A〜D)名称/呼出コモン」に登録してから
 「メニュー欄コマンド」で呼び出してください。

・[19]〜の項目は、状態異常やHPの表示方法、ダメージ計算式、
 戦闘後のHP・SPと戦闘不能の扱いやデフォルトBGMなど、
 ゲーム全体の戦闘に共通する設定が行えます。
 (キャラクター個々の設定は主人公が可変データベース0〜5、
  敵キャラクターがユーザデータベース9〜12で行えます。)
 成長時パラメータを「数値の1/10だけ上昇させる」設定では、
 十の位の数を基本上昇数として、一の位の数の割合で+1されます。
 「32」と入力していれば、80%の確率で3、20%の確率で(+1されて)4になります。


<執筆者:ウディタ公式ガイド執筆コミュ。>


【改訂履歴】
 Ver1.00 2013/10/19 新規作成

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