【「ウディタが生まれた背景」に飛ぶ】 【「ウディタに関するその他のお話」に飛ぶ】 見て分かる!WOLF RPGエディターの紹介動画です。 これまでのレビュー作品や、ウディコン投稿作品なども紹介しています。
【基本的なシステムは搭載済み!】 WOLF RPGエディターでは、本来、バトル、メニュー画面、買い物機能などといった機能を、 イベントコマンドの組み合わせからなる「コモンイベント」として作る必要があります。 が! 「そんなのすぐに作れないよ!」という人のために、サンプルデータには 「基本システム」と呼ばれるものが同梱されています。 これを使えば「戦闘を発生」させたり、「お店のイベント」を作ったり、 「仲間キャラを増やしたり」、といったことが簡単にできるのです。 普通のRPGならば、すぐに作り始めることができます! 【簡単にゲームシステムを強化できるコモンイベント集!】 「コモンイベント集」のコモンイベントを導入すれば、どんどん機能を増やすことが可能! あんな機能を入れたいけど自分では作れない、という人にも安心! 潜在能力は無限大です! 【インストール作業は不要!レジストリはきれいなまま!】 WOLF RPGエディターは、データを解凍するだけですぐ使用できます。 レジストリ情報を一切書き換えないので、開発環境をUSBメモリに入れて持ち歩くことも可能! また、アンインストールも、フォルダを削除するだけで完了です! 【ニーズに応える様々な基本設定!】 WOLF RPGエディターでは、以下のような基本設定が可能です! ・ゲーム解像度を4:3サイズと16:9サイズから選べます。 4:3の320x240、640x480、800x600~1280x960に、 16:9の848x480~1280x720まで選択可能。 ・タイルサイズを16px、32px、40px、48pxから選択可能。 ・8方向移動キャラチップ使用可能(4方向に限定することも可) ・4種類までのフォントの使い分けが可能! フォントファイルを同梱すれば、それを自動で読み込む機能も付いています。 【自作システム作成用の機能も満載!】 もともとWOLF RPGエディターは完全自作システムを前提として 作られたものなので、様々な便利システムが搭載されています。 ・自由なデータベース作成 味方のステータスなどのHPや攻撃力といった項目を、 自分でゼロから設定できるデータベースが作成できます。 - 味方のHPや所持アイテム数など、ゲーム中に変化する値を設定する「可変データベース」 - 武器や敵のパラメータなど、固定値のデータを設定する「ユーザーデータベース」 - ゲームの根幹となる情報を設定する「システムデータベース」 の三種があり、前2つのデータベースの内容や項目は、開発者の方が自由に設定可能です。 クリックで拡大 これはユーザーデータベースの一例です。 ![]() ・文字列ピクチャ機能 文章をピクチャとして表示することが可能です。 もう、わざわざ画像で文字を作る必要はありません! ・ピクチャ使用枚数無制限 ピクチャが20枚までしか使えない、なんてことはありません! プレイヤーの方のメモリが許す限り、何百枚でもピクチャ表示が可能です! ・ほぼありとあらゆる入力欄で、変数による指定が可能! たとえばピクチャ番号や座標、不透明度だって変数で指定できるので、 毎回手作業で入力する必要はありません! その他、ほぼありとあらゆるところで変数指定することが可能です。 これにより、より少ないコマンドで、システム構築が実現できるようになります。 ・グラフィックにはアルファチャンネル付きPNGやJPG画像が、 サウンドにはMP3、OGG(ループ指定可)、MIDIが使用可能! MIDIはツクール用ループに対応しているので、従来のフリー素材も活用できます。 ・ただし、高度なことができる代わりに慣れるまでが少し大変なので、覚悟を持って挑んでください。 完全に使いこなせれば、RPGに限らずどんなゲームだって自由自在! 【豊富なキャラクター素材】 同梱の「グラフィック合成器」を使えば、パーツを組み合わせて好きなキャラクターを作成可能! 素材が作れない人も安心です! ![]() 【暗号化が可能!】 ファイルの暗号化アーカイブが作成可能です。 音声ファイルでも画像ファイルでも、何でも暗号化することができます。 これで、とっておきのファイルのセキュリティをしっかり守ることができます! 【プレイする人にもこんなメリットが!】 プレイする人は、3D描画可能なグラフィックボードが搭載されていれば高速処理が可能! また、ランタイムパッケージ(RTP)なども一切インストール不要です! 必要なのはDirectX9または11以上のインストールのみ! それもWindows7以上なら間違いなく入っているので、プレイ環境の心配もありません。 興味が沸いた方は、ぜひ「WOLF RPGエディター ダウンロードページ」から フルパッケージをダウンロードしてみてくださいね!
【WOLF RPGエディター&この公式サイトが生まれた背景】 ・作者(SmokingWOLF)はこれまで、既存の有名RPG作成ツールを用いて ゲームの開発を行っていましたが、当然、まったく不満なく使っていたわけではなく、 利用時に感じていた不便な部分を解消した自分用のツールが欲しいと感じていました。 ・私自身は、デフォルトで搭載されているゲームシステムをほとんど使わず、 コマンドやスクリプトなどを使ってゼロからシステムを構築するのが好きだったため、 ツールで想定されている範囲を越えた自由度が欲しいとも思っていました。 ・個人的に望んでいたのは、「データベースの項目を自由に設定したい」という点や、 「イベントコマンドにおいて、パラメータとして変数を使いたい」という点や、さらには 「コマンド入力の最中に、別ウィンドウを見たい」 といった小さな点もそうです。 ・また将来性を考えた場合、自分でプログラムを組むならば、 時代の変化によってOSや環境が変化しても、動作プログラムの差し替えだけで 新環境に移植できるという利点があります。たとえ普及OSがWindowsでなくなったとしても、 半永久的にゲーム資産を活かせるのです。 ・そこで2006年2月頃から、当初は一般公開を考えずに自分用のツールとして開発を開始。 Windowsプログラミングは初めてだったので、ゼロから学びながらの開発となりました。 ・次第に一般に公開することを考え始め、2年後の2008年3月、この公式サイトと共に、 WOLF RPGエディターの正式版、Ver1.00を一般公開しました。当初はシェアウェア予定でしたが、 紆余曲折ありまして、フリーウェアとして配布することになりました。 ・公開後も、皆さまからの暖かいご意見や素材提供、バグ報告のおかげで、 WOLF RPGエディターは今もバージョンアップのたびに新機能が増え、そして 使いやすさも向上し続けています。すでに15年経過しましたが、今後も自分のゲーム開発において 最高に使いやすいツールとして育てていきたいと思っています。
【受賞歴】 皆さまのおかげで、WOLF RPGエディターには、以下のような賞をいただいています。 ◆窓の杜 / 2008年度 窓の杜大賞 : 銀賞(3位)受賞 (2008/12) 2008年度に窓の杜で新たに紹介されたソフトウェアの中から 約30本をノミネートし、その中から読者投稿により賞を決定する大会。 ◆Vector / Windows7 アプリケーションAward : グランプリ(1位)受賞 (2010/2/5) 「Vector Award 2009」 ノミネート作品の中から、最もユーザに支持された Windows 7対応ソフトを決定する賞。 ◆Vector / Vector Award 総合3位、部門賞「ゲーム・ノベル部門」受賞 (2010/3/25) ソフトウェアダウンロードサイト「Vector」において、10万本の全ソフトの中から 最も人気のあるソフトを表彰するユーザー投票イベント。 ◆Vector / Vector 人気投票2011 準グランプリ受賞 (2012/2/7) ソフトウェアダウンロードサイト「Vector」において、10万本の全ソフトの中から 最も人気のあるソフトを表彰するユーザー投票イベント。 ◆Vector / Vector 人気投票2012 特別賞受賞 (2012/2/12) 同上。 【作者の人は、WOLF RPGエディターでゲーム作ってるんですか?】 → そうです。もっぱらこれをメインツールとして使用しておりますので、 自分が不便だと思ったり、処理速度に不満があった部分に関しては、 随時改良を加えています。ですから、皆さんとは一蓮托生! でも逆に言えば、自分の興味のない機能や、今すぐ必要でない機能は あまり追加されませんので、その点はご了承ください。 【このツールはどんな人に向いてますか?】 このWOLF RPGエディターは、 「戦闘システムなどの、『ゲームの根幹部分』の自作にこだわりたい人」 を主な対象としたツールです。組み方次第で、RPGに限らず、アクション、STG、SRPGなど なんでも作れるため、「プログラムやスクリプトによるRPG作成に挫折した人」、 「既存の制作ツールでは物足りないという人」に特におすすめします。 (ちなみに私は、「プログラムでゲームを全部作ると、厄介な強制終了バグが増えて嫌なので、 無茶しても基本的に強制終了しない、安定した開発環境が欲しい人」です) しかしその反面、「まったく初めてゲーム制作をする人」には、日常触れることのない 「変数」などの「ゲームを動作させている根本的な要素」を理解しなければならなかったり、 汎用性を得るために犠牲となった「視覚的なインターフェースの少なさ」などにより、 当人にとって多大な苦しさを乗り越える覚悟が必要となるはずです。 もしRPG制作が初めてで、「ゲーム作りを楽しむところから入りたい!」という方には、 エンターブレイン社製のRPG制作ツール「RPGツクール」シリーズが非常におすすめです。 素材の豊富さや、機能の分かりやすさに始まり、最近のものはスクリプト機能の導入により、 プログラムができる人なら、どんどん機能を拡張させられるようになっています。 何より、ウディタ作者である私自身も最初はこのシリーズから入ったのですから! ステップアップのための一段階目として、お金を払う価値は十分にあると思います。 ツールとは、あくまで「道具」です。一番使いやすく、あなたに合ったものを使うのが重要です。 |